韓国語「고용하다」の意味と使い方|雇用する・雇う【活用形・例文・丁寧語まとめ】
「雇用する」「雇う」を韓国語で言いたいとき、ぱっと出てきますか?ビジネスシーンや就職・採用に関する話題で欠かせない動詞が、今回紹介する「고용하다(コヨンハダ)」です。韓国ではニュースや求人情報、職場での会話など、日常的にとてもよく使われる言葉なんですよ。
この記事では、「고용하다」の意味や発音のコツはもちろん、パンマル・ヘヨ体・ハムニダ体の使い分け、基本活用形の一覧、ネイティブがよく使う表現まで、初心者でもしっかり理解できるよう丁寧に解説します。ビジネス韓国語を強化したい方にも、日常会話の幅を広げたい方にもきっと役立つ内容です。ぜひ最後まで読んでみてください。
고용하다とは?
「고용하다(고용하다)」は、「雇用する」「雇う」という意味を持つ韓国語の動詞です。「고용(雇用)」という漢字語の名詞に、動詞を作る「하다」が組み合わさった「하다動詞」の一つ。日本語の「雇用」がそのまま動詞になったようなイメージで、漢字語由来なので日本語話者にも覚えやすい単語です。
企業が人を採用・雇用する場面、アルバイトや契約社員を雇う場面、あるいは政府が雇用政策について語る場面など、さまざまなシチュエーションで登場します。特にビジネスや社会問題(雇用創出・雇用不安)などの文脈では非常に高頻度で出てくる動詞ですし、日常会話でも「あの会社、新しい人を雇ったらしいよ」といった感覚で普通に使われます。
基本情報表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 韓国語 | 고용하다 |
| 読み方 | コヨンハダ |
| 意味 | 雇用する・雇う |
| 品詞 | 動詞 |
| 語幹 | 고용하 |
| 活用タイプ | 하다動詞(母音語幹) |
| 使用頻度 | ★★★★☆ |
| よく使う場面 | 採用・雇用・ビジネス会話・ニュース・求人関連・労働政策の話題 |
意味解説
「고용하다」の基本的な意味は「雇用する・雇う」ですが、使われる文脈によってニュアンスが少し異なります。
① 人を採用・雇用する(企業・個人が主語) 会社や個人事業主が従業員・スタッフを雇う場面で最も一般的な使い方です。正規雇用はもちろん、パートタイムや契約雇用にも使えます。
② 雇用が生まれる・雇用を創出する(政策・社会的文脈) 「雇用を増やす」「雇用を創出する」といった表現で、政府の政策やニュース記事の文脈でもよく使われます。
③ 意図的に人を使う(やや広い用法) 「誰かを使って〜させる」というニュアンスでも使えます。ただしこの用法は文脈によります。
「채용하다(採用する)」と混同されやすいですが、「고용하다」はより広く「継続的に雇う」という状態・関係性を指すことが多く、「채용하다」は「選考を経て採用する」というプロセスに焦点が当たる表現です。この違い、意外と大事なので覚えておいてくださいね。
発音のポイント
「고용하다」の発音は「コヨンハダ」で、一見そのまま読めそうに見えますが、実は細かい部分があります。
「고용하다」の発音変化:激音化 「고용하다」は、「용」の終声「ㅇ」の後に「하」が続くのですが、ここで激音化は起きません。それぞれ「고용」+「하다」と自然に区切って発音するイメージです。ただし連続して速く言うと「コヨンアダ」と聞こえることがありますが、これは誤りで「コヨンハダ」と「ㅎ」をしっかり発音するのが正解です。
活用形での注意点 「고용하다」が「고용해요」になるとき、「하다 → 해요」の変化が起きます。これは「하다動詞」共通のルールで、「하여요」が縮約して「해요」になる変化です。ここ、意外と引っかかりやすいんです。「고용해요」の「해」は短くはっきり発音するのがポイント。
韓国語っぽく聞こえるコツ 「고용」の「고」はしっかり「コ」と発音し、「용」の「ㅇ」は鼻にかかるような響きにすると自然になります。「고용하다」のリズムは「コ・ヨン・ハ・ダ」と均等に区切るより、「コヨン/ハダ」と前半・後半の2ブロックで読む感覚に近いです。
基本活用形一覧
| 活用形 | 韓国語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|---|
| 基本形(辞書形) | 고용하다 | コヨンハダ | 雇用する |
| 現在連体形 | 고용하는 | コヨンハヌン | 雇用する(名詞修飾) |
| 否定形 | 고용하지 않다 | コヨンハジ アンタ | 雇用しない |
| 〜して(接続) | 고용하고 | コヨンハゴ | 雇用して |
| 〜するか?(疑問) | 고용하니? | コヨンハニ? | 雇用するの? |
| 過去形 | 고용했다 | コヨンヘッタ | 雇用した |
| 命令形 | 고용해라 / 고용하세요 | コヨンヘラ / コヨンハセヨ | 雇用しろ / 雇用してください |
| 〜するから(理由) | 고용하니까 | コヨンハニッカ | 雇用するから |
| 〜して(列挙) | 고용하며 | コヨンハミョ | 雇用して(〜しながら・〜であり) |
| 〜すれば(条件) | 고용하면 | コヨンハミョン | 雇用すれば |
| 〜する前に | 고용하기 전에 | コヨンハギ チョネ | 雇用する前に |
| 〜しながら | 고용하면서 | コヨンハミョンソ | 雇用しながら |
| 〜するために | 고용하기 위해 | コヨンハギ ウィヘ | 雇用するために |
【重要】レベル別で覚える고용하다
初心者(ビギナー) まず「고용하다(雇用する)」「고용했다(雇用した)」「고용해요(雇用します)」の3つをおさえましょう。これだけでも「雇う・雇った・雇います」という基本的なやり取りができます。
中級者 「고용하면(雇用すれば)」「고용하기 위해(雇用するために)」「고용하고 싶다(雇用したい)」など、文をつなげる活用形を積極的に使ってみましょう。ビジネス場面でのやり取りが一気に自然になります。
上級者 「고용하는 것이 어렵다(雇用することが難しい)」「고용하지 않으려는 경향(雇用しない傾向)」など、連体形や複雑な文構造の中で使いこなせるようになると、ニュースや議論の場面でも対応できます。また「비정규직을 고용하다(非正規を雇う)」「정규직으로 고용하다(正規社員として雇う)」などコロケーションで覚えると実戦的です。
パンマル(タメ語)
友達同士や親しい間柄で使う、カジュアルな表現です。
① 그 회사, 직원 새로 고용했대. (あの会社、新しく従業員を雇ったらしいよ。) これ、ほんとによく聞く表現です。「〜했대」は「〜したらしい」という伝聞のニュアンスですね。
② 너네 팀에서 사람 더 고용할 거야? (あなたのチーム、もっと人を雇うの?) 職場の話題として友人間でもよく使われます。
③ 알바 고용하면 편해질 것 같아. (バイトを雇えば楽になると思うよ。) 「〜하면」の条件形で自然な会話になります。
④ 아직 사람을 고용하지 않았어. (まだ人を雇ってないよ。) 否定形の使い方。「아직(まだ)」と組み合わせてよく使います。
⑤ 빨리 고용해! 일손이 부족하잖아. (早く雇ってよ!人手が足りないじゃん。) 命令形で少し急かすニュアンス。実際の会話でこういう言い方、よく出てきますよ。
⑥ 요즘 사람 고용하기 진짜 어렵다고 하더라. (最近、人を雇うのが本当に難しいって言ってたよ。) 「〜하기 어렵다(〜するのが難しい)」という表現と組み合わせた使い方です。
ヘヨ体(丁寧語)
旅行中のやり取りや、少し目上の人との会話、お店や職場での日常的なやり取りに使えるのがヘヨ体です。パンマルと比べて語尾が「〜요」になるのがポイント。
① 저희 회사는 매년 신입을 고용해요. (私たちの会社は毎年新入社員を雇っています。)
② 아직 담당자를 고용하지 않았어요. (まだ担当者を雇っていません。)
③ 새로운 직원을 고용할 예정이에요? (新しい従業員を雇う予定ですか?)
④ 파트타임으로 고용하면 비용이 줄어들어요. (パートタイムで雇えばコストが減りますよ。)
⑤ 사람을 고용하기 전에 충분히 검토해 보세요. (人を雇う前に十分に検討してみてください。)
⑥ 현지 직원을 고용해서 운영하고 있어요. (現地スタッフを雇って運営しています。)
パンマルとの違いは語尾の「〜요」だけではなく、全体的に柔らかく礼儀正しいトーンになる点です。ビジネスの場でも普通に使える自然な丁寧語です。
ハムニダ体(フォーマル)
公式な場面、プレゼン、ニュース、ビジネス文書、面接などで使う格式高い表現です。ヘヨ体よりもさらに改まった印象を与えます。
① 저희는 현재 신규 인력을 고용하고 있습니다. (私どもは現在、新規人員を雇用しております。)
② 해당 업무를 위해 전문가를 고용하였습니다. (該当業務のために専門家を雇用しました。)
③ 비정규직 고용을 줄이는 방향으로 나아가겠습니다. (非正規雇用を減らす方向で進めてまいります。)
④ 우수한 인재를 고용하기 위한 채용 절차를 강화하였습니다. (優秀な人材を雇用するための採用プロセスを強化しました。)
⑤ 고용하기 전에 충분한 검토가 이루어져야 합니다. (雇用する前に十分な検討が行われなければなりません。)
ヘヨ体が「〜해요」「〜에요」で終わるのに対し、ハムニダ体は「〜합니다」「〜습니다」で終わります。この語尾の違いだけで、話し言葉から書き言葉・正式なスピーチへとぐっと格式が上がります。ビジネス韓国語を学ぶなら、ハムニダ体は絶対に押さえておきたいポイントです。
語尾変換パターンまとめ
| パンマル | ヘヨ体 | ハムニダ体 |
|---|---|---|
| 고용해(雇うよ) | 고용해요(雇います) | 고용합니다(雇用します) |
| 고용했어(雇ったよ) | 고용했어요(雇いました) | 고용했습니다(雇用しました) |
| 고용할 거야(雇うつもり) | 고용할 거예요(雇う予定です) | 고용할 것입니다(雇用する予定です) |
| 고용해?(雇うの?) | 고용해요?(雇いますか?) | 고용합니까?(雇用しますか?) |
| 고용 안 해(雇わない) | 고용 안 해요(雇いません) | 고용하지 않습니다(雇用しません) |
関連語・類義語・反義語
類義語
- 채용하다:採用する(選考プロセスを経て採用する、というニュアンスが強い)
- 임용하다:任用する(主に公務員・教員などへの任用に使われる)
- 쓰다:使う・雇う(より口語的・砕けた言い方。「人を使う」というニュアンス)
反義語
- 해고하다:解雇する・クビにする
- 퇴직시키다:退職させる・辞めさせる
派生語・関連表現
- 고용(雇用):名詞として単独でも非常によく使う。「고용 문제(雇用問題)」「고용 시장(雇用市場)」など
- 고용주(雇用主):雇用する側の人・企業を指す
- 고용인(被雇用者):雇われる側の人
- 고용 계약(雇用契約):雇用に関する契約
ネイティブがよく使う表現
「사람을 고용하다」 韓国語:사람을 고용하다 日本語:人を雇う 実はこれ、韓国人がめちゃくちゃよく使うんですよ。「どんな人を雇うか」「いつ雇うか」という話題で、ビジネスシーンでも日常会話でも頻繁に登場します。
「직원을 고용하다」 韓国語:직원을 고용하다 日本語:従業員を雇う・スタッフを雇う お店を開くときや会社を設立するときの会話で必ず出てくる表現。「직원」(スタッフ・従業員)との組み合わせが一番自然なコロケーションです。
「고용 창출」 韓国語:고용 창출 日本語:雇用創出 ニュースや政治家のスピーチで本当によく耳にするフレーズです。「一자리(ジャリ)를 만들다(仕事を作る)」という言い回しと並んで、雇用に関する議論の場では定番中の定番。
「고용이 불안하다」 韓国語:고용이 불안하다 日本語:雇用が不安定だ 韓国の若者の会話でもよく出てくる表現。就職難や非正規雇用の問題が社会的なテーマになっているため、日常会話でも自然に使われます。
「비정규직으로 고용하다」 韓国語:비정규직으로 고용하다 日本語:非正規で雇用する 「正規か非正規か」という話題はとても身近なテーマで、このフレーズもよく耳にします。「정규직으로 고용하다(正規雇用する)」と対で覚えておくと便利ですよ。
韓国人っぽく使うコツ
① コロケーションで覚える 「고용하다」は単体で使うよりも、一緒に使う名詞とセットで覚えるのが韓국人っぽい使い方への近道です。特に頻出なのは「직원을(従業員を)」「사람을(人を)」「전문가를(専門家を)」「아르바이트를(アルバイトを)」との組み合わせ。これを意識するだけで、一気に自然な表現になります。ぜひ試してみてください。
② 「採用する」と「雇用する」のニュアンスを使い分ける 日本語でも「採用」と「雇用」は少しニュアンスが違いますよね。韓国語でも同じで、選考・面接を経て採用するプロセスを指すときは「채용하다」、雇用関係・継続的に人を使うという状態を指すときは「고용하다」を選ぶのがより自然です。
③ ニュース・ドラマで耳を慣らす 「고용하다」はビジネスドラマやニュース番組で非常によく出てくる動詞です。韓国の経済ニュースやオフィスドラマを見ていると、自然と耳に入ってきます。聞いた表現をそのままメモしてみると、やってみると意外とすんなり定着しますよ。
④ 活用形ごとのニュアンス変化を意識する 「고용하면(雇えば)」は条件・仮定のニュアンス、「고용해서(雇って〜)」は理由・手段のニュアンス、「고용하려고(雇おうとして)」は意図のニュアンスと、活用形が変わるだけで文の意味合いが大きく変わります。基本活用形一覧表を繰り返し見直しながら、少しずつ使いこなせるようになっていきましょう。
よく使う関連動詞・表現
- 채용하다:採用する(選考を通じて採用するプロセスを指す)
- 해고하다:解雇する・クビにする(雇用を終了させる)
- 계약하다:契約する(雇用契約を結ぶ場面でも使う)
- 뽑다:選ぶ・採る(口語的に「人を選ぶ・抜擢する」というニュアンスで採用に近い使い方もする)
- 취직하다:就職する(雇われる側の視点からの動詞)
まとめ
「고용하다」は「雇用する・雇う」という意味の、ビジネスや日常会話で幅広く使われる動詞です。採用・スタッフ雇用・雇用問題・職場での会話と、登場する場面は非常に多く、韓国語学習者として押さえておく価値は十分にあります。
特に重要な活用形は「고용해요(雇います)」「고용했어요(雇いました)」「고용합니다(雇用します)」の3つ。まずこれをしっかり使えるようにして、そこから「고용하면(雇えば)」「고용하기 위해(雇用するために)」などに広げていくのが効率的な学習順序です。
パンマル・ヘヨ体・ハムニダ体を一緒に覚えておくことで、友人との雑談からビジネスの公式な場面まで、シーンに応じて使い分けができるようになります。この3つをセットで練習するのが韓国語上達の一番の近道です。
また、基本活用形一覧表は「見るだけ」ではなく、声に出して繰り返し練習するのがおすすめ。「고용하다・고용했다・고용하면・고용하기 위해」と声に出してみると、リズムで自然に覚えられます。
「고용하다」を使いこなせるようになると、就職・採用・労働に関する韓国語のニュースや会話がぐっとわかりやすくなりますよ。ビジネス韓国語への入り口として、ぜひ積極的に使ってみてくださいね!