韓国語「생각하다」の意味と使い方|考える・思う【活用形・例文・丁寧語まとめ】
「考える」「思う」を韓国語で言いたいとき、真っ先に覚えてほしい動詞があります。それが「생각하다」です。日本語の「考える・思う」にぴったり対応するこの動詞は、韓国の日常会話でほぼ毎日登場するといっても過言ではありません。友達との雑談から、ビジネスの会議まで、あらゆる場面で使われる超重要単語なんです。
この記事では、「생각하다」の意味・発音のコツ・活用形一覧・パンマル/ヘヨ体/ハムニダ体の例文・ネイティブ表現・学習のコツまで、ひとつの記事で完全網羅しています。はじめて韓国語を勉強する方にも、もう少し自然な表現を身につけたい中級者の方にも、きっと役立てていただけるはずです。ぜひ最後まで読んでみてください!
생각하다とは?
「생각하다」は、韓国語で最も使用頻度の高い動詞のひとつです。日本語の「考える」「思う」「~と思う」のすべてに対応できる、非常に守備範囲の広い動詞です。
意見を述べるとき、何かを回想するとき、物事を計画するとき、相手の気持ちを慮るとき……どんな場面でも「생각하다」が登場します。韓国語の会話でよく聞こえてくる「~라고 생각해요(~と思います)」「어떻게 생각해요?(どう思いますか?)」なども、すべてこの動詞を使った表現です。
構造は「생각(思考・考え)」という名詞に「하다(する)」がついた合成動詞で、「하다動詞」のひとつです。韓国語には「하다」を使って動詞を作るパターンが非常に多く、「생각하다」はその代表格と言えます。この仕組みを理解しておくと、他の「하다動詞」の活用にも応用が効くので一石二鳥ですよ。
基本情報表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 韓国語 | 생각하다 |
| 読み方 | センガカダ |
| 意味 | 考える・思う・~と思う・思い出す |
| 品詞 | 動詞 |
| 語幹 | 생각하 |
| 活用タイプ | 母音語幹(하다動詞) |
| 使用頻度 | ★★★★★ |
| よく使う場面 | 意見を述べる・感想を言う・物事を考える・回想する・相手の意向を尋ねる |
意味解説
「생각하다」は一見シンプルに見えますが、実は日本語の複数の表現をカバーする多機能な動詞です。
① 考える(思考・検討) 何かについて頭で考えるという、最も基本的な意味です。「よく考えてから決める」「一緒に考えよう」といった文脈で使います。
② 思う(主観的な感想・意見) 「~だと思う」「~と感じる」という形で、自分の意見や印象を述べるときに使います。韓国語会話で意見を言う際に欠かせない使い方です。
③ 思い出す・懐かしく思う 「誰かを思い出す」「あの頃を懐かしく思う」という文脈でも使えます。「보고 싶을 때 생각해(会いたいとき思い出すよ)」のような感情的な表現にも登場します。
④ 心配する・気にかける 「相手のことを思う」「気にかける」というニュアンスでも使われます。「내 생각만 해(私のことだけ考えて)」のような恋愛ソングの歌詞でもよく見かける用法です。
これだけ幅広い意味をもつ動詞なので、日常会話でもドラマでも、韓国語コンテンツを楽しんでいれば必ずどこかで出会います。しっかりマスターしておきたい一語です。
発音のポイント
「생각하다」の発音はカタカナで表すと「センガカダ」ですが、実際にネイティブが話すときのリズムとは少しギャップがあります。ここ、意外と引っかかりやすいんです。
「생각」の発音に注意 「생각」は「センガク」と発音しますが、「하다」と続くと「생가카다(センガカダ)」のように変化します。これは「激音化」と呼ばれる現象で、「ㄱ(k)」と「ㅎ(h)」がぶつかることで「ㅋ(kh)」という激音に変わるんです。「센가카다」というリズムを体で覚えてしまうのがコツです。
リズムは4拍子で 「생(セン)・각(ガク)・하(ハ)・다(ダ)」の4音節ですが、会話中は「センガカダ」とやや流れるように発音されます。最初の「생(セン)」をしっかり発音し、あとは自然につなげていくイメージです。
活用形での変化を意識しよう 「생각해(センガケ)」「생각했어(センガケッソ)」など、活用すると語尾のリズムが変わります。音の変化パターンとセットで何度も声に出して練習してみてください。繰り返し口に出すことで、自然と体に染み込んでいきますよ。
基本活用形一覧
| 活用形 | 韓国語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|---|
| 基本形(辞書形) | 생각하다 | センガカダ | 考える・思う |
| 現在連体形 | 생각하는 | センガカヌン | 考えている(名詞修飾) |
| 否定形 | 생각하지 않다 | センガカジ アンタ | 考えない・思わない |
| 〜して(接続) | 생각해서 | センガケソ | 考えて・思って |
| 〜するか?(疑問) | 생각해? / 생각해요? | センガケ? / センガケヨ? | 考える?・思う? |
| 過去形 | 생각했다 | センガケッタ | 考えた・思った |
| 命令形 | 생각해! / 생각하세요 | センガケ! / センガカセヨ | 考えろ!・お考えください |
| 〜するから(理由) | 생각하니까 | センガカニッカ | 考えるから・思うから |
| 〜して(列挙) | 생각하고 | センガカゴ | 考えて・思って(〜もして) |
| 〜すれば(条件) | 생각하면 | センガカミョン | 考えれば・思えば |
| 〜する前に | 생각하기 전에 | センガカギ チョネ | 考える前に |
| 〜しながら | 생각하면서 | センガカミョンソ | 考えながら・思いながら |
| 〜するために | 생각하기 위해서 | センガカギ ウィヘソ | 考えるために |
【重要】レベル別で覚える생각하다
初級レベル まずは「생각해요(考えます・思います)」というヘヨ体の現在形と、「어떻게 생각해요?(どう思いますか?)」という質問フレーズを覚えましょう。この2つだけで会話の幅がぐっと広がります。
中級レベル 「~라고 생각해요(~と思います)」という形で、自分の意見を文章で表現できるようになりましょう。また、「생각하면(考えると・思えば)」という条件形を使った複文にも挑戦してみてください。
上級レベル 「생각해보다(考えてみる)」「다시 생각하다(考え直す)」「깊이 생각하다(深く考える)」など、副詞や複合動詞と組み合わせた自然な表現をマスターしましょう。また、「~는다고 생각하다(~すると思う)」のような引用形も使いこなせると、ネイティブに近い表現ができるようになります。
パンマル(タメ語)
パンマルは友達や家族など、親しい間柄で使います。「생각하다」のパンマルは「생각해」が基本形です。
例文
「나 지금 그 문제 생각해。」 (今その問題考えてる。) 会話の中でさりげなく使う一言。これ、ほんとによく聞く表現です。
「너는 어떻게 생각해?」 (あなたはどう思う?) 友達に意見を聞くときの定番フレーズ。日常会話で毎日のように使われます。
「나 그 사람 자꾸 생각해。」 (あの人のことがずっと頭にある。) 恋愛感情を表すときにもよく使われる表現です。
「전에 생각했던 것과 달라。」 (前に思っていたことと違う。) 「생각했던(思っていた)」という過去連体形を使った中級フレーズ。自然にスッと出てくると、かなりこなれて聞こえます。
「그냥 생각해봐。損はない잖아。」 (ちょっと考えてみてよ。損はないじゃん。) 「~해봐」で「~してみて」という意味になります。「생각해봐」はネイティブがめちゃくちゃよく使うフレーズです。
「나도 그렇게 생각했어。」 (私もそう思ってたよ。) 共感を示すときの定番フレーズ。過去形「생각했어」の使い方も確認できます。
ヘヨ体(丁寧語)
ヘヨ体は職場の同僚や、少し年上の人、初めて会う人との会話で活躍する丁寧語です。旅行中の韓国人との会話でもとても使いやすいレベルの丁寧さです。
例文
「저는 이렇게 생각해요。」 (私はこのように思います。) 自分の意見を丁寧に述べるときの基本フレーズ。パンマルの「생각해」が「생각해요」になるだけで、ぐっと丁寧な印象になりますよね。
「어떻게 생각해요?」 (どうお考えですか?どう思いますか?) 相手の意見を聞くときの定番表現。「어떻게」と組み合わせることでとても自然な問いかけになります。
「좀 더 생각해봐요。」 (もう少し考えてみてください。) 「~해봐요」で「~してみてください」という柔らかいお願いの表現になります。
「왜 그렇게 생각해요?」 (なぜそう思うんですか?) 相手の考えの理由を掘り下げるときに使えます。議論や対話の場面でよく登場します。
「저도 같이 생각해볼게요。」 (私も一緒に考えてみます。) 「~볼게요」は「~してみますね」という意味で、誠実さや積極性を伝えるニュアンスがあります。
「미래에 대해 많이 생각해요。」 (将来についてよく考えます。) 日常的な習慣や思考パターンを語るときの自然な一文です。
ハムニダ体(フォーマル)
ハムニダ体は公式の場やビジネスシーン、敬意をしっかり示したい相手に使うフォーマルな表現です。ヘヨ体よりもさらに格式ばった響きがあるため、スピーチや発表、接客の場面でも活躍します。
例文
「저는 이 방안이 최선이라고 생각합니다。」 (私はこの方案が最善だと思います。) ビジネスの会議や発表でよく使うフレーズ。「생각해요」が「생각합니다」に変わるだけで、一気にフォーマルな印象になります。
「어떻게 생각하십니까?」 (どのようにお考えでしょうか?) 目上の方や重要な相手への敬意ある問いかけ。「~십니까」という形が最高敬語の疑問形です。
「다시 한번 생각해볼 필요가 있습니다。」 (もう一度考え直す必要があります。) 会議や報告の場面で使えるフォーマルな一文です。
「고객의 입장을 먼저 생각합니다。」 (お客様の立場をまず考えます。) 接客・サービス業での定番フレーズ。企業理念や行動指針の文章でもよく登場します。
「신중하게 생각한 결과입니다。」 (慎重に考えた結果です。) 意思決定の場面で使える説得力のある表現です。「신중하게(慎重に)」という副詞と相性がよく、上司や顧客への説明に最適です。
語尾変換パターンまとめ
| パンマル | ヘヨ体 | ハムニダ体 |
|---|---|---|
| 생각해 | 생각해요 | 생각합니다 |
| 생각했어 | 생각했어요 | 생각했습니다 |
| 생각해? | 생각해요? | 생각합니까? |
| 생각했어? | 생각했어요? | 생각했습니까? |
| 생각해봐 | 생각해봐요 | 생각해보시기 바랍니다 |
| 생각하면 돼 | 생각하면 돼요 | 생각하시면 됩니다 |
| 생각하지 마 | 생각하지 마요 | 생각하지 마십시오 |
関連語・類義語・反義語
類義語
韓国語:여기다 意味:~とみなす・~と思う(やや文語的・書き言葉的なニュアンスが強い)
韓国語:느끼다 意味:感じる・感じとる(感覚・感情に基づく「感じる」。생각하다より直感的・感情的)
韓国語:판단하다 意味:判断する(論理的・客観的に評価・判断するニュアンスが強い)
韓国語:고민하다 意味:悩む・あれこれ考える(迷いや不安を含む「考える」。生각하다よりも苦悩のニュアンスあり)
韓국語:상상하다 意味:想像する(현실にないことをイメージする場合に使う)
反義語
韓国語:잊어버리다 意味:忘れてしまう(記憶から消える・思い出せない)
韓国語:무시하다 意味:無視する・気にしない(あえて考えない・度外視する)
派生語・関連表現
韓国語:생각 意味:考え・思い・思考(「생각하다」の名詞形。「생각이 있다(考えがある)」「좋은 생각(いいアイデア)」など多様に使われる)
韓国語:생각해보다 意味:考えてみる(「~してみる」を表す「보다」を組み合わせた複合動詞。日常会話で非常に頻繁に使われる)
韓国語:다시 생각하다 意味:考え直す・再考する
ネイティブがよく使う表現
생각해봐 / 생각해봐요 「考えてみて」「ちょっと考えてみてください」という意味で、日常会話で一番よく耳にする表現のひとつです。実はこれ、韓国人がめちゃくちゃよく使うんですよ。アドバイスするとき、相手を説得するとき、問題解決を促すとき、あらゆる場面で登場します。
어떻게 생각해요? 「どう思いますか?」という意見を求めるフレーズです。友達との会話でも、ビジネスでも使える万能表現。韓国人はこのフレーズで相手の意見をよく引き出します。かなりよく使う表現なので、まず最初に覚えてほしい一文です。
~라고 생각해요 「~と思います」という自分の意見を述べるときの定番構文。「그 영화 재미있다고 생각해요(あの映画は面白いと思います)」のように、文の後ろに付けて使います。意見を述べる場面では絶対に必要な表現で、ネイティブも本当によく使います。
자꾸 생각나(자꾸 생각나요) 「ずっと頭に浮かぶ」「何度も思い出す」という意味の自然な言い回しです。「생각나다」は「思い出す・頭に浮かぶ」という意味の別動詞ですが、「생각하다」と似た文脈で使われます。恋愛や懐かしい記憶を語るときに特に多用されます。「実はこれ、K-POPの歌詞やドラマでも頻出なんですよ」。
생각할수록 「考えれば考えるほど」という意味の表現で、「생각할수록 이상해(考えれば考えるほど変)」「생각할수록 好き(好きになる)」のように感情が深まる様子を表します。ネイティブらしい表現でこなれ感が出るフレーズです。
솔직히 말하면 그렇게는 생각 안 해요 「正直に言うと、そうは思いません」という否定の意見をやんわり伝える表現。韓国語では否定の意見をストレートに言うより、このようにクッション言葉を入れるのが自然なんです。
韓国人っぽく使うコツ
コロケーションをセットで覚えよう 「생각하다」は単体よりも、一緒によく使われる副詞や名詞とセットで覚えると自然に使いこなせるようになります。
よく一緒に使われる副詞:
- 깊이(深く)→「깊이 생각하다(深く考える)」
- 다시(再び・また)→「다시 생각하다(考え直す)」
- 자꾸(何度も)→「자꾸 생각나다(何度も思い出す)」
- 솔직히(正直に)→「솔직히 생각하면(正直に考えると)」
- 신중하게(慎重に)→「신중하게 생각하다(慎重に考える)」
よく一緒に使われる名詞:
- 미래(将来)→「미래를 생각하다(将来を考える)」
- 상대방(相手)→「상대방을 생각하다(相手のことを思う)」
- 문제(問題)→「문제를 생각하다(問題を考える)」
活用形ごとのニュアンスの違いを意識しよう 同じ「생각하다」でも活用形によってニュアンスが変わります。「생각해봐(ちょっと考えてみて)」は提案や促しのニュアンス、「생각해봤어?(考えてみた?)」は確認のニュアンス、「생각하고 있어(考えている)」は現在進行のニュアンスです。この違いを意識するだけで、表現がぐっと豊かになります。
引用形とセットで覚えると最強 韓国語で意見を言うには「~라고 생각하다」「~다고 생각하다」という引用構文が必須です。「맛있다고 생각해요(おいしいと思います)」「가야 한다고 생각해요(行くべきだと思います)」のように、あらゆる文章に組み合わせられます。この引用形+생각하다のパターンを練習することが、韓国語の意見表現の最短ルートです。ぜひ試してみてください!
「생각해보다」を積極的に使おう 「생각하다」に「보다(みる)」をつけた「생각해보다(考えてみる)」は、ネイティブがとにかくよく使います。何かを提案されたとき「생각해볼게요(考えてみます)」と答えるだけで、韓国語が一気に自然に聞こえます。やってみると意外とすんなり出てくるようになりますよ。
よく使う関連動詞・表現
韓国語:고민하다 意味:悩む・苦慮する(頭を抱えて考えるイメージ。「진로를 고민하다(進路で悩む)」)
韓国語:판단하다 意味:判断する(客観的・論理的な評価のニュアンスが強い。「스스로 판단하다(自分で判断する)」)
韓국語:결정하다 意味:決定する・決める(考えた結果として「決める」。생각하다の後に来ることが多い)
韓国語:이해하다 意味:理解する(考えた上で「わかる」という段階。「잘 이해하다(よく理解する)」)
韓국語:상상하다 意味:想像する(現実にないことを頭の中で思い描く。「미래를 상상하다(未来を想像する)」)
まとめ
「생각하다」は、韓国語で「考える」「思う」「~と思う」を表す最重要動詞のひとつです。意見を述べる場面、感想を伝える場面、物事を回想する場面、相手の気持ちを気にかける場面など、本当にあらゆる状況で登場します。これひとつ使いこなせれば、韓国語での自己表現の幅がぐっと広がるんです。
特に重要な活用形と表現は「생각해봐(考えてみて)」「어떻게 생각해요?(どう思いますか?)」「~라고 생각해요(~と思います)」の3つです。まずこれらを口に出して練習することから始めてみてください。
パンマル・ヘヨ体・ハムニダ体を一緒に覚えることも大切です。友達には「생각해」、職場の人には「생각해요」、フォーマルな場では「생각합니다」——このように相手や場面に応じて自然に使い分けられるようになることが目標です。本記事の「語尾変換パターンまとめ」表を繰り返し確認しながら、体に染み込ませていきましょう。
「基本活用形一覧」を活用して、活用形を一つずつ声に出して練習するのもおすすめです。読んで覚えるより、声に出して体で覚えた方が、実際の会話でスムーズに出てきやすくなります。
「생각하다」は韓国語学習の土台になる動詞です。日常会話でも、ドラマや音楽の中でも、必ずどこかで出会います。ぜひ今日から積極的に使ってみてくださいね!