韓国語「전공하다」の意味と使い方|専攻する【活用形・例文・丁寧語まとめ】
大学や学問の話題で「専攻は何ですか?」って聞いたり答えたりする場面、韓国語ではどう表現すればいいか気になったことはありませんか?そんなときに欠かせないのが「전공하다(ジョンゴンハダ)」という動詞です。
この単語、実は日常会話から自己紹介、就職面接まで幅広く使われるとても便利な表現なんです。学生同士のフランクな会話でも、フォーマルな場面でも登場するので、韓国語学習者にはぜひ押さえておいてほしい動詞のひとつです。
この記事では、「전공하다」の意味・発音・活用形はもちろん、パンマル・ヘヨ体・ハムニダ体の例文、ネイティブがよく使う表現、そして「韓国人っぽく使うコツ」まで徹底解説します。初心者の方にも分かりやすく丁寧に説明していくので、ぜひ最後まで読んでみてください!
전공하다とは?
「전공하다(ジョンゴンハダ)」は、「専攻する」「〜を専門に学ぶ」という意味の動詞です。名詞の「전공(専攻・ジョンゴン)」に、動詞を作る「하다(ハダ)」が組み合わさった構造になっています。
韓国では大学進学率が非常に高く、「전공하다」は大学生活を語る上で欠かせない動詞です。初対面の挨拶や自己紹介の場面で「何を専攻していますか?」と聞かれることは非常に多く、この一言が会話のきっかけになることも珍しくありません。また、社会人になってからも「大学で何を専攻したか」という話題は就職面接やビジネスシーンでよく登場します。
学術的な響きを持ちながらも日常会話で自然に使える、使用頻度の高い動詞です。
基本情報表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 韓国語 | 전공하다 |
| 読み方 | ジョンゴンハダ |
| 意味 | 専攻する、〜を専門に学ぶ |
| 品詞 | 動詞 |
| 語幹 | 전공하 |
| 活用タイプ | 하다動詞(하다変則活用) |
| 使用頻度 | ★★★★☆ |
| よく使う場面 | 自己紹介、大学・学校の話題、就職面接、学業に関する日常会話 |
意味解説
「전공하다」は主に以下のような意味・ニュアンスで使われます。
① 専攻する・専門に学ぶ 大学や大学院で特定の分野を専攻していることを指す最も基本的な意味です。「経営学を専攻している」「音楽を専攻した」のように使います。
② 専門とする・得意分野とする 学術的な場面以外でも、「自分の専門分野はこれだ」と示すニュアンスで使われることがあります。職業や技術分野の話題でも登場します。
③ 〜を主に研究・勉強している 「専攻している」という表現が、「今まさに取り組んでいる分野」というニュアンスを持つこともあります。現在進行形の学習・研究を指す場合に自然に使えます。
名詞形の「전공(専攻)」も日常的によく使われ、「전공이 뭐예요?(専攻は何ですか?)」という表現はほぼ定番フレーズといえます。
発音のポイント
「전공하다」の発音、実はちょっとした注意ポイントがあるんです。
まず「전공(ジョンゴン)」の部分ですが、「전(ジョン)」の終音「ㄴ」と次の音節「공(ゴン)」が連続するとき、特に速く話すと「ジョンゴン」が「정공(チョンゴン)」のように聞こえることがあります。実際の発音では「ジョン」と「ゴン」をしっかり分けて発音するのがポイントです。
次に「하다(ハダ)」の前、「전공」の「ㅇ(ング音)」が末音として来るとき、続く「하」は激音化せず、そのまま「하」と発音します。これは「ㅇ」パッチムの後では激音化が起きないためです。
また「전공해요(ジョンゴンヘヨ)」のように活用したとき、「하→해」の変化に慣れていない方は少し戸惑うかもしれませんが、「하다動詞」の典型的なパターンなのでここで一緒にしっかり覚えておきましょう。
ゆっくり「ジョン・ゴン・ハ・ダ」と区切って練習してから、徐々につなげていくと発音が安定しますよ。
基本活用形一覧
| 活用形 | 韓国語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|---|
| 基本形(辞書形) | 전공하다 | ジョンゴンハダ | 専攻する |
| 現在連体形 | 전공하는 | ジョンゴンハヌン | 専攻している(名詞修飾) |
| 否定形 | 전공하지 않다 | ジョンゴンハジ アンタ | 専攻しない |
| 〜して(接続) | 전공하고 | ジョンゴンハゴ | 専攻して・専攻していて |
| 〜するか?(疑問) | 전공하니? | ジョンゴンハニ | 専攻するの?(パンマル疑問) |
| 過去形 | 전공했다 | ジョンゴンヘッタ | 専攻した |
| 命令形 | 전공해라 | ジョンゴンヘラ | 専攻しろ |
| 〜するから(理由) | 전공하니까 | ジョンゴンハニッカ | 専攻するから |
| 〜して(列挙) | 전공하고 | ジョンゴンハゴ | 専攻して(〜もして) |
| 〜すれば(条件) | 전공하면 | ジョンゴンハミョン | 専攻すれば |
| 〜する前に | 전공하기 전에 | ジョンゴンハギ ジョネ | 専攻する前に |
| 〜しながら | 전공하면서 | ジョンゴンハミョンソ | 専攻しながら |
| 〜するために | 전공하기 위해서 | ジョンゴンハギ ウィヘソ | 専攻するために |
【重要】レベル別で覚える전공하다
入門〜初級(TOPIK 1〜2級) まずは「전공하다」の基本形と「전공이 뭐예요?(専攻は何ですか?)」という質問フレーズを覚えましょう。自己紹介のシーンで必ず使える表現です。「저는 경영학을 전공해요(私は経営学を専攻しています)」のようなシンプルな文から練習するのがおすすめです。
中級(TOPIK 3〜4級) 過去形・条件形・理由形など、さまざまな活用形を使った文を作れるようにしましょう。「대학에서 음악을 전공했어요(大学で音楽を専攻しました)」「전공하고 싶은 분야가 있어요?(専攻したい分野はありますか?)」のような応用表現に挑戦してみてください。
上級(TOPIK 5〜6級) 「전공하다」を含む複文や、学術・ビジネス文脈での使用に慣れましょう。「제가 전공한 분야를 살려서 일하고 있습니다(私が専攻した分野を活かして働いています)」など、より複雑な文構造も自然に使えるようになることを目指しましょう。
パンマル(タメ語)
友達や同年代との会話では、気軽にこんな感じで使います。
例文1 韓国語:야, 너 대학에서 뭐 전공해? 読み方:ヤ、ノ テハゲソ ムォ ジョンゴンヘ? 日本語訳:ねえ、大学で何専攻してるの? コメント:初対面の韓国の大学生に聞かれる定番フレーズです。これ、ほんとによく聞く表現ですよ。
例文2 韓国語:나 경영학 전공했어. 読み方:ナ キョンヨンハク ジョンゴンヘッソ。 日本語訳:私、経営学専攻したよ。 コメント:過去形で「専攻した(卒業済み)」と話すときの自然な言い回しです。
例文3 韓国語:전공하고 싶은 게 생겼어. 読み方:ジョンゴンハゴ シプン ゲ センギョッソ。 日本語訳:専攻したいものができたんだ。 コメント:夢や進路の話で自然に出てくる表現です。
例文4 韓国語:그 사람 음악 전공한다고 했잖아. 読み方:ク サラム ウマク ジョンゴンハンダゴ ヘッジャナ。 日本語訳:あの人、音楽専攻するって言ってたじゃん。 コメント:「〜だって言ってたじゃん」という形が加わった、リアルな会話表現です。
例文5 韓国語:전공하면서 아르바이트도 해? 読み方:ジョンゴンハミョンソ アルバイトド ヘ? 日本語訳:専攻しながらバイトもしてるの? コメント:「〜しながら」の「면서」と組み合わせた使い方。学生同士でよく話す内容ですよね。
例文6 韓国語:나 결국 디자인 전공하기로 했어. 読み方:ナ キョルグク ディジャイン ジョンゴンハギロ ヘッソ。 日本語訳:私、結局デザイン専攻することにしたよ。 コメント:「〜することにした」の「기로 했어」と組み合わせると、進路を決めた報告の表現になります。
ヘヨ体(丁寧語)
韓国旅行中の会話や、年上の方・初対面の方との会話にはこちらを使いましょう。
例文1 韓国語:대학에서 무엇을 전공하세요? 読み方:テハゲソ ムオスル ジョンゴンハセヨ? 日本語訳:大学で何を専攻されていますか? コメント:「하세요」と尊敬語を使った丁寧な質問形です。パンマルの「전공해?」との語尾の変化に注目してみてください。
例文2 韓国語:저는 한국어를 전공해요. 読み方:チョヌン ハングゴルル ジョンゴンヘヨ。 日本語訳:私は韓国語を専攻しています。 コメント:自己紹介で使いやすいシンプルな文です。
例文3 韓国語:대학원에서 교육학을 전공했어요. 読み方:テハグォネソ キョユカグル ジョンゴンヘッソヨ。 日本語訳:大学院で教育学を専攻しました。 コメント:過去形の「했어요」を使った、丁寧な過去表現です。
例文4 韓国語:전공하고 싶은 분야가 있으세요? 読み方:ジョンゴンハゴ シプン プニャガ イッスセヨ? 日本語訳:専攻したい分野はおありですか? コメント:尊敬語の「있으세요」と組み合わせた、礼儀正しい問いかけです。
例文5 韓国語:지금 컴퓨터공학을 전공하고 있어요. 読み方:チグム コムピュトゴンハグル ジョンゴンハゴ イッソヨ。 日本語訳:今、コンピューターサイエンスを専攻しています。 コメント:「〜하고 있어요」で現在進行中であることを丁寧に表現しています。
例文6 韓国語:제가 전공한 것과 관련된 일을 하고 있어요. 読み方:チェガ ジョンゴンハン ゴックァ クァルリョンドェン イルル ハゴ イッソヨ。 日本語訳:私が専攻したことと関連した仕事をしています。 コメント:現在連体形「전공한」を使った、やや複雑な文です。中級以上の表現として覚えておきましょう。
ハムニダ体(フォーマル)
就職面接・ビジネスシーン・説明文など、フォーマルな場面にはこちらを使います。ヘヨ体よりもさらに改まった印象を与えます。
例文1 韓国語:저는 경제학을 전공하였습니다. 読み方:チョヌン キョンジェハグル ジョンゴンハヨッスムニダ。 日本語訳:私は経済学を専攻いたしました。 コメント:面接や公式な自己紹介での定番表現です。ヘヨ体の「전공했어요」より明らかに格式が上がります。
例文2 韓国語:현재 법학을 전공하고 있습니다. 読み方:ヒョンジェ ポッパグル ジョンゴンハゴ イッスムニダ。 日本語訳:現在、法学を専攻しております。 コメント:現在進行形のハムニダ体です。書類や発表資料にも使える表現です。
例文3 韓国語:본인이 전공한 분야에 대해 설명해 주시겠습니까? 読み方:ボニニ ジョンゴンハン プニャエ テヘ ソルミョンヘ ジュシゲッスムニッカ? 日本語訳:ご自身が専攻した分野についてご説明いただけますか? コメント:面接で面接官が使う、非常にフォーマルな問いかけ表現です。
例文4 韓国語:전공하고자 하는 분야를 선택해 주십시오. 読み方:ジョンゴンハゴジャ ハヌン プニャルル ソンテケ ジュシプシオ。 日本語訳:専攻しようとしている分野をお選びください。 コメント:「〜하고자 하다」という意志表現と組み合わせた、書類・案内文向けの表現です。
例文5 韓国語:저는 대학원에서 인공지능을 전공할 예정입니다. 読み方:チョヌン テハグォネソ インゴンジヌンウル ジョンゴンハル イェジョンイムニダ。 日本語訳:私は大学院で人工知能を専攻する予定です。 コメント:未来の予定をフォーマルに伝える表現です。志望動機や計画書でよく見かけます。
例文6 韓国語:그분은 음향공학을 전공하신 전문가입니다. 読み方:クブヌン ウミャンゴンハグル ジョンゴンハシン チョンムンガイムニダ。 日本語訳:あの方は音響工学を専攻された専門家です。 コメント:第三者を敬語で紹介するときの表現。尊敬語「하신」が使われているのがポイントです。
語尾変換パターンまとめ
| パンマル | ヘヨ体 | ハムニダ体 |
|---|---|---|
| 전공해(専攻する・してる) | 전공해요 | 전공합니다 |
| 전공했어(専攻した) | 전공했어요 | 전공했습니다 |
| 전공해?(専攻するの?) | 전공해요?(전공하세요?) | 전공합니까? |
| 전공해(専攻して) | 전공해요 | 전공합니다 |
| 전공할 거야(専攻するつもり) | 전공할 거예요 | 전공할 것입니다 |
| 전공하자(専攻しよう) | (該当なし) | (該当なし) |
関連語・類義語・反義語
類義語(似た意味の表現)
- 전문으로 하다(ジョンムノロ ハダ):専門にする、専門的に取り組む
- 연구하다(ヨングハダ):研究する(より学術的・専門的なニュアンス)
- 공부하다(コンブハダ):勉強する(広い意味での学習全般)
- 배우다(ペウダ):学ぶ(より一般的な「習得する」ニュアンス)
反義語(反対の意味の表現)
- 부전공하다(プジョンゴンハダ):副専攻する
- 포기하다(ポギハダ):諦める、断念する(専攻を変えたり辞めたりするニュアンスで対比的に使われる)
派生語・関連表現
- 전공(ジョンゴン):専攻(名詞形)
- 전공자(ジョンゴンジャ):専攻者、その分野を専攻した人
- 복수전공(ポクスジョンゴン):複数専攻、ダブルメジャー
- 주전공(チュジョンゴン):主専攻(メインの専攻)
- 전공과목(ジョンゴン クァモク):専攻科目
ネイティブがよく使う表現
① 전공이 뭐예요?(専攻は何ですか?) 実はこれ、韓国人がめちゃくちゃよく使うんですよ。初対面の大学生同士や、社会人になってからも「大学時代の専攻は?」という流れでよく出てきます。「전공이 뭐예요?」だけ覚えておけば、会話のきっかけになること間違いなしです。
② 전공 살려서 취직했어요(専攻を活かして就職しました) 韓国では「専攻を活かして就職できたかどうか」が就活のキーワードになっています。「전공을 살리다(専攻を活かす)」というコロケーションはとても自然な表現で、履歴書や面接でもよく使われます。かなりよく使う表現なので、セットで覚えておくといいですよ。
③ 전공이 적성에 안 맞아요(専攻が適性に合いません) 「적성(チョクソン:適性)」と組み合わせた表現で、大学生の悩みトークで頻出です。「専攻を変えたい」「専攻が合わない」といった文脈でリアルに使われます。これも自然な言い回しです。
④ 전공 불문(専攻不問) 求人広告や採用情報によく登場する表現です。「専攻問わず応募可」という意味で、ビジネス・就職関連の文書では定番ワードです。
⑤ 전공 살릴 수 있는 일을 하고 싶어요(専攻を活かせる仕事がしたいです) 就職活動や面接でよく聞かれる「将来の希望」について答えるときの定番フレーズです。「살릴 수 있는(活かせる)」という表現と組み合わせると非常に自然です。
韓国人っぽく使うコツ
① 名詞「전공」とセットで覚える 「전공하다」は動詞ですが、日常会話では名詞の「전공(専攻)」を使った表現も非常に多いです。「전공이 뭐예요?」「전공을 살리다」「전공과목」など、名詞形とのコロケーションを一緒に覚えることで、一気に使える表現が増えますよ。
② 「전공하다」+進路・就職語彙のセット学習 「취직하다(就職する)」「진학하다(進学する)」「졸업하다(卒業する)」など、進路に関連する動詞と組み合わせて例文をいくつか作っておくと、会話の中で自然に出てくるようになります。やってみると意外とすんなり出てくるようになりますよ。
③ 活用形ごとのニュアンス違いを意識する 「전공했어」(過去形:もう専攻した・卒業済み)と「전공해」(現在形:今まさに専攻している)では時制のニュアンスが異なります。自分が学生なのか社会人なのかによって、自然と使い分けられるようにしておきましょう。
④ 「전공하고 있어」で現在進行を強調 「전공해」でも現在の状態を表せますが、「전공하고 있어」にすることで「まさに今、専攻している最中」というニュアンスが強くなります。在学中であることを強調したいときはこちらを使うと韓国人らしく聞こえます。ぜひ試してみてください。
⑤ フォーマルな場面では「전공하였습니다」を使う 就職面接や公式な場では「전공했어요」より「전공하였습니다」を使うと一気にプロっぽさが出ます。発音が少し難しいですが、面接前に声に出して練習しておく価値は十分ありますよ。
よく使う関連動詞・表現
- 입학하다(イパカダ):入学する
- 졸업하다(チョロパダ):卒業する
- 진학하다(チナカダ):進学する
- 복수전공하다(ポクスジョンゴンハダ):複数専攻する、ダブルメジャーにする
- 취직하다(チュイジカダ):就職する
まとめ
「전공하다(専攻する)」は、大学生活・進路・就職・自己紹介など、あらゆる場面で使える頻出動詞です。特に韓国では大学の専攻が会話の重要なトピックになりやすく、この単語を知っているだけで会話の幅がぐっと広がります。
特に重要な活用形は「전공해(現在形・パンマル)」「전공했어(過去形)」「전공하고 싶어(したい形)」の3つです。この3形から練習をスタートするのが最も効率的です。
パンマル・ヘヨ体・ハムニダ体は、それぞれ使う相手や場面が異なりますが、同じ内容を3つのスタイルで言えるようになると韓国語がぐっと実用的になります。本記事の例文を声に出して練習することで、自然に体に染み込ませていきましょう。基本活用形一覧表も繰り返し見返して、さまざまな文を自分で作ってみてください。それが一番の近道です。
「전공이 뭐예요?」というシンプルな一文から始めるだけで、韓国人との会話が弾むきっかけになります。ぜひ使ってみてくださいね!